Shanghai diary
8 月

揚州

就業ビザ取得のため、揚州に行って来た。
上海駅近くのバスセンターから片道4時間。途中1回、高速道路のサービスエリアでトイレ休憩があった。
揚州のバスセンターに予定通り12時に着いたが、ここも暑い。
昼食を取ろうと店を探したが、うまく見つからなかったので、とりあえず目的地の人民政府(市役所)までタクシーで行った。
基本料金は7.6元。上海より3割近く安い。
教えられていた手続きの世話をしてくれる相手に電話をすると、
予定の13時半が3時に変更になったということで、とりあえず食事をすることにした。

揚州ときいて思い浮かべるのは、やっぱり揚州チャーハン。
今では、どこの中華料理店でも味わうことのできる定番メニューだが、
先に揚州に行った同僚が、別に味は上海と変わらなかったということで、別のものにした。

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揚子江

揚州に向かう途中、初めて揚子江(長江)を渡った。
川沿いに造船所があった。
確かに川幅は広い。
この揚子江は、黄河と並んで中国を代表する大河だが、三峡ダムの建設で上流の歴史的遺跡は水没する運命にある。
悠久の歴史を橋を渡る間、感じていた。

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バスの中

中国人は、本当に周囲の目を気にしない。
車内のあちこちで、携帯で話す大きな声が聞こえてくる。
プライベートなことを話しているのだろうが、
うるさくて眠れもしない。

自分の隣に座った男性が、何か訪ねてきた。
「日本人で、まだよく中国語が聞き取れません」というと、
彼は、自分が渡したメモ帳に日本の有名人の名前を書き始めた。
最初は作家。
渡辺淳一、森村誠一、村上春樹、五木寛之…。
作品名も挙げる。
続いて、芸能人。
芹洋子、美空雲雀、役所広司、黒木瞳、高倉健、倍償千恵子宮沢理恵、木村拓哉、松嶋菜々子、そして山口百恵。
調子に乗ったのか、自分が知らない女性の名前を数人書いた。
どうも、インターネットで見る日本のAV女優だそうだ。

日本に行ったことがあるかと聞くと、「東京までの飛行機代が大変高くて行けない」と答えた。
以前に比べてツアーでの日本旅行は緩和されたが、これは金持ちの話。
ビザ取得も含め、日本に行きたくても行けない中国人はまだまだ多い。

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大明寺・痩西湖【観光】

時間があったので、少し観光した。
意外に知られていないが、揚州は日本人にとっても馴染みの深い鑑真和尚の故郷。
大明寺境内の大雄宝殿東側には、鑑真記念堂がある。
1973年、日中が協力し、鑑真没後、1200年を記念し、建設されたものだ。
そこには教科書にも載っている鑑真和尚像がある。
また大明寺内に建てられた塔、棲霊塔は大詩人李白や劉長卿、白居易などが賞賛したといわれている。
別料金を払い、塔の上に登れば市内が一望できるらいい。
拝観料40元。
このほかにも、蓮の花が咲く痩西湖や何園なども観光地として人気が高いとのこと。

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亜太新陽服飾礼品市場【【観光】

浦東にある地下鉄1号線科技駅の改札口を出ると、そのままショッピング街に通じている。
去年6月閉鎖された襄陽市場の一部がここに移転したと聞いていたので、ぶらついてみた。
かばん、アクセサリー、衣料品、小物、皮製品、時計…、種々雑多な商品が売られている。
襄陽市場がコピー商品販売で知られていた通り、
やはり、時計やかばんのブランド品の偽物を売ろうと何人もの男たちが声をかけてくる。
「社長!」「トケイ、オメガ、ヤスイ!」。
買う気は全くないが、いくらかと聞いてみると、当然、こちらが妥当と考える4〜5倍の値段を言ってくる。
ここからは、いつもの交渉。「高すぎる」「では、○○でどうだ」(20-30%引き)「いや、まだ高い」「では、いくらだったらいいんだ」
「△△」とあえて安い値段をいう。最初はダメだ、というが、雑談をしながら交渉していると、結局希望の値段に近づいてくる。
それでもまだ利益は十分あるだろう。
しかし、ほとんどの場合、買わずに店を出ることになる。
欲しくなれば、また、いつでも来ることができる。

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上海科技館

亜太市場を出ると大きな建物、上海科技館。
ここは映画館や恐竜展が開かれていて人が多い。
近くには世紀公園。上海科技館

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上海工芸美術博物館

象牙、翡翠などの工芸品や衣服、磁器などが展示してある。
象牙は、台北の故宮博物館にあった玉と同様、何重も彫ってあり、興味を持った。
記念に買いたいものもあったが次回にした。
近くにはバイオリンの店もある。

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私はチャイニーズ - テレサテン

テレサテンのDVDを久しぶりに見た。
5月に買った11枚組のうちの1枚だが、まだ見ていなかった。
この1枚は、日本のテレビ番組で彼女が歌った曲をまとめたもので、
「テレサテン メモリアルTV」と題されている。
約20曲が収められている。

歌の合間に、彼女が日本語でこう語り始めた。
「私はチャイニーズです。
世界のどこへ行っても、どこで生活しても、私はチャイニーズです。
だから、今年の中国の出来事すべてに私は心を痛めています。
中国の未来がどこにあるのか、とても心配しています。
私は自由でいたい。
そして、すべての人たちも自由であるべきだと思っています。
それが脅かされているのが、とても悲しいです。
でも、この悲しくてつらい気持ち、いつか晴れる。
誰も、きっといつか分かりあえる日がくることを信じて、私は歌っていきます」

彼女は1989年の天安門事件に心を痛めていた。
また香港で自由のための集会に参加していた。
これが理由で、予定されていた北京公演は中止された。

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物価上昇

近くの食堂に張り紙がしてあった。
「最近の物価上昇により、当店のメニュー価格を8月6日から改定させていただきます」
豚肉やチョコレートなどの値段が上がっていることは知っていたが、
全般的に物価は上昇し始めているのだろうか。

こんなニュースも目にした。
「上海で今年5月に購入した中古マンションの部屋が、
2カ月後の7月には20%以上も値上がりしたというケースもあり、
市中心部全般で5月以来、毎月10%超のスピードで不動産価格が上がっていることがわかった。
人気物件の多い浦東地区だと、04年に80万元(約1,280万円)だった物件が今では、
250万元(約4,000万円)超で取引されているという」(SankeiWeb)

「中国で電力や石油、水の値上げ圧力が強まってきた。
燃料や原料費高騰を受け、供給事業者が相次ぎ政府に値上げを申請したためだ。
政府はまだ認可していないが、供給事業者が独自に割増料金の支払いを求める地域もあり、
進出企業のコスト上昇懸念も出ている」(NIKKEINET)

このインフレ懸念は、生活レベルにとどまらず、
企業レベルでも、家賃、光熱費、人件費などの上昇はコスト高につながり、
経営者にとっても頭を悩ます状況になってきた。

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バス路線サイト

中国の公共バスは、安くて便利。
わずか2元程度でほとんどの目的地に行ける。
ただ、バス停は道路名で記載されているため、行きたい場所まで結構歩かなけばならないことがある。
同僚が教えてくれたバス路線サイトは、乗車、下車近辺の建物を入力すると、路線の番号と近辺の地図が表示される。
使い勝手がある。
http://www.gsuo.com/

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中国の携帯5億件突破

繁華街を歩けば、たくさんの携帯電話販売店が目に入ってくる。
ショーケースには、さまざまな新商品が並び、高機能のものは4,000元(6万円)近くもするようだ。
携帯電話のテレビショッピングも、よく見かける。
バスの中などで周囲を気にせず大声で話す人たちには、多少、辟易するが、
携帯電話はいまや生活必需品となった。

中国情報産業省の統計によれば、
中国の携帯契約数が5億件を突破し、普及率は38.3%に達したそうだ。
ノキア、サムスン、ソニーエリクソンの三社が市場のほとんどを占める中、
中国系メーカーのシェアも少しずつ拡大している。

通話以外の通信サービスが向上し、若者にとって低価格化が進み、
さらに内陸部などでの携帯電話の電波が届く地域が増えていけば、
その普及率はさらに拡大していく。

家庭の固定電話や公衆電話の利用者が減る一方、
中国の携帯電話市場は拡大の一途だ。
この側面をみても、中国は、まさに「世界の工場」にとどまらず、「世界の消費国」になっている。

中国の携帯5億件突破 五輪へビジネス本番
共産党の機関誌、人民日報(電子版)などによると、中国の携帯電話契約数が今年1〜6月期に4056万6000件増加し、6月末で累計5億164万件と初めて5億件を突破したことが、中国情報産業省の統計で分かった。携帯電話の普及率は38・3%という。中国政府は開幕まで1年を切った北京五輪までに高速大容量データ通信が可能な第3世代(3G)の携帯電話サービスを開始する方針で、五輪を機に中国携帯関連ビジネスが一段と拡大しそうだ。(坂本一之)  中国では13億人の人口を背景に急速に携帯利用者が増大。今年上期の月間平均増加数は676万1000件に達した。携帯契約数は01年3月に1億件を突破した後、02年11月に2億件、04年5月に3億件となり、昨年1月に4億件を超えた。  また、携帯の普及にともなって通話以外の通信サービスも向上し、簡単なメール機能のショートメッセージの利用も拡大している。  今年上期の同メッセージ発信量は前年同期に比べ37・5%増の2790億2000万通にも及んだという。内陸部などでは固定電話網を整備する前に、携帯電話の電波が届く地域も少なくなく、これが地方での普及を加速している。  中国では低価格携帯が人気を集め市場シェアの5割超を占めている。低価格携帯の普及で、携帯電話機の平均価格は年初から約19%下落。6月末で1106元(約1万7696円)となった。  最近はWAPと呼ばれる技術を使ったインターネット接続サービスも普及し始めている。   販売店によっては同サービス対応機種の本体価格が日本同様に、安くなったことから、若者の間で携帯でのネット利用がブームになっているという。  しかし、携帯からのネット利用者数は6月末時点で約4430万人と、5億件の10%に満たない。
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「豚骨拉麺」

水城路から新漁東路に入り、歩いて3分のところにその店はあった(バス停は茅台路)。
通りは商店街ではなく、立地は決していいと思えないが、流行っているのか、
背中に「日本風味豚骨拉麺」というロゴの入った黒いTシャツを着た従業員が10人ほどいた。
席数はざっと見て50席、メニューは100以上…。
夜は、居酒屋も兼ねているのだろう。
店内の壁には、博多山笠、福岡ドーム、太宰府、柳川の水郷などの写真が貼ってある、
そして「七宝古鎮店は5月20日で閉店しました」という日本語の掲示。
道理で、6月に七宝古鎮に行った時、この店を見つけることができなかったはずだ。
同僚によれば、家賃値上げでこの古北へ移転したとのこと。
12元の豚骨ラーメンと10元の一口餃子(10個)を注文した。
正大広場で食べた78ラーメン(「一風堂ラーメン」)より、美味しく思えた。
二号店目はできるのか。

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月餅

今年の中秋節(旧暦8月15日)は9月25日。
百貨店やスーパーの食品 売場、中国茶販売店などでは、
中秋節に欠かせない月餅が並び始め た。
中秋の名月を愛(め)でながら、
みんなで団子を食べるという習慣は
日本ではほとんどみかけなくなったが、
中国では、中秋節 は一家団欒で月餅を食べ、月を楽しむことから、
団圓節(だんえんせ つ)と呼ぶこともある秋の年中行事。

この月餅は贈答用としても販売され、近年、その過剰包装や高級品 志向がエスカレートしているようだ。
去年、中国の月餅市場は20 万トンの販売量、100億元の売り上げを達成したということだが、
秋の訪れを感じさせる、この月餅商戦、今年はどのような展開をみ せるのだろうか。

ちなみに、中国人の友人は、
「月餅は、中国の代表的な食文化のひ とつです。ただし、砂糖分や油分が多くカロリーがかなり高いので、 糖尿病やダイエットを気にしている人は注意が必要です」と話していた。

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Feruguson Lane

常熟路華山路バス停で降り、安福路を通って武康路へ。
湖南路方面に、閑静なプラタナスの並木道を歩く。
この辺りは、上海市が「優秀歴史建築」と名付けた、
1920年代から30年代にかけて建てられた、スペイン、英国、旧ソ連の洋風建築が並んでいる。
さらに、少し歩くと、「Feruguson Lane」という表示された一角があった。
好奇心で中に入ると、ここも上海かと思わせる、
ブティック、ビストロ、雑貨などおしゃれな店が八軒。
市内は、すこしずつ、このような穴場的場所が増えてきている。
近くには、宋慶麗故居もある。

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上海料理「申悦」

「上海では、ここが一番、紅焼肉(ホンシャオロウ)は美味しいのではないでしょうか」と教えられて、早速行ってみた。
土曜日の6時前、少しずつ客が入り始めていたが、すぐに満席になった。
肉のひとつひとつが一口サイズで食べやすく、柔らかく煮られて、
東波肉と同じのようだが、美味しかった。

同行してくれた中国人の知り合いも、この店の名前を知っていた。
時々、接待などで利用しているという。
彼は、日本を代表する電器メーカーの営業担当。
新規契約は平均して20−30万元。
しかし、見積もり段階で上海では決裁権はなく、
日本の本社に、そのたびにお伺いを立てなければならないので、
かなり時間がかかり大変です、と言っていた。
駐在員たちは、生活面では恵まれているかもしれないが、
仕事の面では日本を向いて仕事をしている、という意味だろう。

また、「上海のいい点は美味しい店がたくさんあることです」とも言っていた。
日頃、ひとりでせいぜい数十元の食事をして、
「中国のレストランは一人客に冷たい」を実感している身としては、
やはり複数の気の置けない友人たちと美味しい店に行って、
多くのメニューを味わうことは楽しいことだと再認識した。

申悦
天●橋路×南丹路 騰飛大厦3F(徐家匯地区)  ●金偏+月
飲み物も含め、一人80-100元程度。

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中国・上海情報

【中国】
http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/china.htm
http://www.asahi.com/world/china/
http://nna.asia.ne.jp.edgesuite.net/free/china/
http://www.nikkei.co.jp/china/news/index.html#more
【上海】

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貧しさ

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ティンブドン(聞いて分からない)

同僚が嘆いていた。
中国人は、都合が悪くなると、
すぐに、ティンブドンという、と。

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日本人の給料

あるデータによると、上海では月給1万元以上の高額所得者と5,000元以上の所得者が全体の3割で、
ほとんどが、3,000元以下という。
修士やMBAを取得したエリートの新卒でさえ、8,000元にはならない。
一方、日本人の場合、現地採用の新卒者で7,000〜8,000元、
職務経験があり、中国語のできる若い営業で10,000〜15,000元くらい。
駐在員になると、緒手当も含めると、その倍で5年もいると1000万貯まるという。
月に一万貯金した場合、
10,000元x15円x12か月x5年=900万。
駐在員の奥さんは、だんなの苦労(?)も知らず、
上海の美味しい料理と趣味を楽しんでいる。

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秋老虎

8月もそろそろ終わるが、残暑はしばらく続きそうだ。
残暑のことを中国語では「秋老虎」という。
立秋を過ぎても続く真夏日のような暑さが、虎のように凶暴的だという例えだ。
さすが、漢字の国だけあって、奥深さを感じる。
同じ秋という字がついた「秋風掃落葉」という成語がある。
秋風が落ち葉を吹き払うことから、強大な力が 衰えた勢力を一掃するという意味だそうだ。  
中国の長い歴史の中で覇権を求めて繰り返されてきた、
この「秋風掃落葉」は、現代のビジネス社会でも生きている。
経営者のリーダーシップや先見性、人材、資金力、情報、技術力…、
これらの総合力で、やがて時流に乗った新興勢力が台頭し、旧勢力を駆逐していく。  
米経済誌フォーチュンは、先日、07年の世界500傑企業ランキングで  
中国企業3社が初ランクインしたと発表したが、
10年後、20年後、このランキングは、どのように変化しているのだろうか。  
近づく「秋意」(秋の気配)を感じながら、「驕れる者、久しからず」  「無常」という言葉を改めて思い起こした。

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文廟

老西門近く文廟路。中華路×復興路。
「文昌物華」の門を抜けた文廟路はアクセサリーの店がたくさんあって、少女たちで賑わっている。
10元を払って廟内に入る。
塔を見て回廊を進むと池、鯉たちが泳いでいる。
そこに「龍吟虎?」(刺繍の繍が口編)という大きな奇岩。
池の向かいに、「尭諦茶壷博物館」があり、茶壷を中心に400点余りの古い焼き物が展示されている。
アメリカ華僑の寄付によるものだそうだ。
ここは、別名、孔子廟とも呼ばれており、中央には孔子像が祀られている。
福岡の太宰府天満宮と同様、受験生たちの合格祈願紙もたくさん残っている。
休日なのに、観光客らしき人もほとんどおらず、しばし、喧騒から静寂の世界に浸ることができる。

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Eマート

文廟から.、そう離れていない所に
大型ス−パーEマート(易買得、韓国資本)があったので覗いてみた。
売場面積は4800坪と他の二店より大きく、商品数も競合小売業より約50%多い3万種を取り揃えているとのこと。
カルフールやウォルマートに限らず、外資系流通業の中国進出は活発だ。

トイレに行くと、壁に「向前一小歩、文明一大歩」の張り紙。
かつて、アメリカがアポロで人類初の月面着陸を成功させたとき、
アームストング船長が「この一歩は人間としては小さな一歩だが、人類にとっては大きな一歩だ」という言葉を残したが、
文明という言葉が使われている点が印象的だった。

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豫園はぼったくりばかり

徐家匯から、926番のバスで終点の新開河バス停下車。
古城公園を抜け、豫園に行った。

天気が良く、バスを降りたとき、
目の前に先日火事があった建設中の上海環球金融センター(上海ヒルズ、森ビル)がはっきり見えた。
最上部の鉄骨も組み上っており、確かに隣の金茂大厦より高い。

いつもと行き方が違った結果、福祐商厦(?)に迷い込んだ。
アクセサリーを中心にした安い雑貨の店が所狭しと並んでおり、客も多い。

豫園老街を抜け、九曲橋、湖心亭、南翔饅頭店…。
すでに見慣れた光景だ。
土産に箸のセットでも買おうかと、いくつかの店を覗いてみた。
先日、布市場で100元で買った6片の京劇の面の屏風があったので、
いくらかと聞くと、580元。
布市場では280元からスタートした。
値切り続けると150元まで下げたが、たぶんもっと下がっただろう。
もう一軒にも同じものがあった。
なんと880元。
さっきの店は580元だったと言うと、では550元でどうだという。
それが、400→200→125元まで下がった。
実際は、80元くらいまで下がるのではないか。
真鍮製の小さな龍の置き物も同じ。
老板がしつこく値段を下げてくる。
250元が50元になった。
30元くらいが妥当か。

この豫園にも、近くのアパートで、
かつての襄陽市場と同様、
偽ブランドのバックや時計を売っていた。
時計は論外だが、バックは提示価格の半額くらいが買値か。

豫園は上海を代表する観光地だが、
客の大半は外地人(上海以外から旅行に来た中国人)や外国人がほとんどと聞いた。
それだけに、特に外国人は定価に近い値段で買うことが多いのではないか。
確かに観光地は日本でも同じ傾向にあるが、それにしてもぼったくりが横行している。

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悲しき「博多一風堂」ラーメン

1時過ぎ、例の78拉麺(「博多一風堂」ラーメン)が豫園の中に新しくオープンしていたので、
入ってみた。
日曜日で、園内は観光客で一杯。
欧米人も含め、1階と2階の78拉麺もほぼ満席。
前回、正大広場で15元のチャーシューラーメンを食べたので、
今回は期待して、28元の一番ラーメンを頼んでみた。

ここから、博多の人間としての落胆が始まる。
隣の席の客が店員を呼んで、頼んだデザートがまだ来ないと文句を言っている。
それから、5分たっても来ない。
食事はとっくに済んでいる。
しびれを切らして、一人がレジまで行き、確認をした。
さらに、待つが相変わらずだ。
結局、前払いの金を無駄にして店を出て行った。
ということは、自分も20分ほど待った。
やっと来たが、麺は伸び、なぜか海老フライがのっている。
スープも博多の店と違う気がした。
オペレーションが混乱しているのだ。

これが、あの「博多一風堂」かと思った。
飲食業は立地が一番というが、
味千ラーメンに大きく水を開けられ、展開が行き詰っているせいか、
家賃が高くても、この場所を選んだのだろう。
それにしてもひどい。
客は所詮、観光地に来る一元客だからと、
なめているのではないか。
(地元の人間は、ここにはほとんど来ない)
河原社長は、中国に日本のラーメンを広めようと、
夢を持って上海でチェーン展開を図ったが、
この豫園店をみても、
すでに、志がなくなっている。

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