Shanghai diary
Sightseeing
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【あ行】
【か行】
観光外灘遂道
スーパーブランドモールの黄浦江側ゲートを出て、1ブロック歩くと観光トンネルの乗り場入口に到達する。30元で片道、40元で往復でき対岸の浦西・外灘側に出られる。 まるでタイムトンネルに入っている感覚に陥ってしまう。小人数用のカートで約4分間のタイムスリップになっているので、上海ではデートスポットのひとつにもなっている。
錦江飯店
黄浦公園
 1860 年代にスコットランドの庭師によって造られた公園であり、かつては公園の入り口に「犬と中国人は立入禁止」の掲示があり、警官が見張っていたそうだ。元々は緑豊な公園であったが、近年改装され、上海市人民英雄記念塔を中心とした広場になっている。公園からは、黄浦江の対岸にある浦東新区のすばらしい建築群がみえる。朝は、太極拳やダンスをする人でにぎわう。
 上海最大の禅宗寺院であり、 1882 年に僧侶の彗根によって創建された。玉仏寺という名前は、彗根がミャンマーから持ち帰った5体の翡翠の仏像(玉仏)のうち2体を安置してするために建立したことから名付けられた。新亥革命 (1911 年 ) の時には、一部壊れたが、 1918 年に現在の寺院建設が開始され、 1929 年に落成した。  

 玉仏楼には、高さ 1.95m 、幅 1.35m の玉仏座像が安置されている、透き通ってツヤのある白玉を彫ってできており、ボディにはヒスイやメノウが埋め込まれている。玉仏楼には、他に彗根が持ち帰った経典も納められている。臥仏堂には、長さ 0.96m の涅槃像が安置されている。玉仏寺の境内にはこのほかに、釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来の三尊像がある大雄宝殿や天王殿がある。
 
 住所:安遠路 170 号
 電話: 62663668
 拝観時間: 8:00 〜 17:00 (入場は 16 : 30 まで)
呉江路
【さ行】
七宝古鎮
古鎮七宝は1000年の歴史を有し、全長360mの南北大街を中心として、北広場と橋頭広場を含んでいる。南北大街は、羊肉などの料理が有名で、北大街は観光とショッピングの街である。ここでは、七宝の独特な手工芸を見ることができ、さらに各地方特有の観光工芸品を集め、歴史的、伝統的な旧市街の情緒を醸し出している。
周庄
上海と蘇州の境に位置する、江南地方を代表する水郷。900年の歴史があり、宋、元の時代の道や川、明、清の時代の建築などが数多く残され、縦横に巡る運河には小舟が行き交っている。上海バスターミナルからツアーバスで約2時間。7時、8時30分、9時55分、10時55分の5便。 大人料金:145元町の入口でチケットを購入する。
上海海洋水族館
アジアで最も大きな水族館で、155Mにおよぶ海底観光トンネルは、世界一長い。総建築面積20,538平方メートル、館内は8箇所のテーマに分かれ28の大型展示の水槽を持つ、世界各地の約300種類の生物がおり、1万匹の各種魚が見られる。
成人110元 子供70元
上海科技館
上海雑技団
上海商城
上海植物園
上海植物園は龍呉路にある中国最大の市立植物園である。1974年に開園し、敷地面積は81ヘクタール。3000種類余りの植物を栽培し、植物進化区、環境保護区、盆景区、漢方薬区、展覧温室、蘭室、緑化師範区、植物楼閣などに区分されている。ここでは、海派盆景発祥の地で植物と山石を用いた盆景芸術を楽しめる。温室は熱帯植物館と砂漠植物館からなっている。熱帯植物館は、四季の花々、熱帯雨林という二つの主題で展示を行っている。砂漠植物館では、世界各地から様々なサボテン、多肉類植物を集め、熱帯荒原の景観をいきいきと展示している。
上海第一百貨商店
上海図書館
上海動物園
広大な敷地面積を誇る動物園。園内では600種以上の動物が飼育されており、パンダや金絲猿、揚子江ワニ、四不象(スープーシャン)などの中国にしか生息しない国家保護動物も見られる。大人料金:30元
上海布市場(上海董家渡軽紡面料市場)
董家渡は上海の素材卸売市場で、南外灘(ワイタン)、南浦大橋の側に位置しています。 これらの店舗の経営者は江蘇省、浙江省の方が多く、すでに数十年の歴史があります。 ここでは、綿、毛、麻、化学繊維などの素材から、ボタン、ジッパーなどの付属品まで、ありとあらゆるものがが揃っています。広い敷地に、もう生地屋が所狭しと並んでいます。 基本的には卸売市場ですが、もちろん小売りもやっており、海外の観光客も多く足を運びます。 特に、ここでは縫製・加工もやってくれますので、欧米から来た観光客には、自分で選んだ生地を仕立ててもらうのが人気のようです。
上海友誼商店
創業1958年の外国人向け土産物専門デパート。お茶、漢方薬、お菓子、酒から骨董品、美術工芸品、チャイナドレスに至るまで、代表的な土産物のほとんどがここで揃う。両替や海外宅配など、サービス面でも充実しており、店員は買い物に必要な程度の日本語を話せる。外灘からすぐという好立地にあり、旅行の最後にここでまとめてお土産を買うなどでき便利。
上海博物館
人民広場南側に位置する、鍋の蓋のような建物の上海博物館。1万2,000m2の陳列面積を持ち、約12万点の文物を所蔵しており、その収蔵品の豊富さ、品位の高さは国内外に知られている。1階に中国古代青銅器館、中国古代彫刻館、2階に中国古代陶磁器館、暫得楼陶磁器館、3階に中国歴代絵画館、中国歴代書法館、中国歴代印璽館、4階に中国少数民族工芸館、中国古代玉器館、中国明清家具館、中国歴代貨幣館という11の展示コーナーをもつ。中国六千年におよぶ古代芸術の輝かしい歴史を全面的に展示している。
上海美術館
上海美術館は、現代的な施設と多機能造形の芸術博物館である。敷地面積2,200m2、建築面積5,977m2で、メインビルは四階建。玄関は東向き、半円形の壁はアルミ合金造りの枠と茶色ガラスで、周りの壁は花崗岩で飾られている。同館は3000点もの美術品を収蔵し、多くの愛好家を喜ばせている。また、ここでは1965年の創立以来、国内外の美術、書道、写真などの展覧会が開催され、30万人から多い時には130万人もの人々が来館する。
上海老飯店
新世界
新天地
襄陽服飾礼品広場
徐家匯(じょかわい)と言えば明代の有名な科学家であり上海でのカトリックの発展に大きな貢献があった徐光啓の話題を外すことはできないだろう。昔はこのエリアすべてが彼の土地で、家族の墓も南丹路にある光啓公園に設けられている。当時都心であった豫園から見ればかなり田舎であった徐家匯、今の繁栄は想像もできなかったことだろう。多くのスターを生んだ中国レコード会社は今や高級フレンチがいただけるLa Villa Rougeに、大中華ゴム工場の煙突は公園の改装中にさらに11 m高さをアップされて、夜にはライトアップされるようになった。この徐家匯公園のデザインは上海市をかたどったもの。天気のいい日にガラスの歩道橋に登れば、上海の過去、現在、そして未来を感じることができるだろう。
JWマリオット
叙友茶荘
淮海中路464号、地下鉄黄陂南路駅から徒歩5分。上海市内に9店鋪をもつ茶葉と茶器の専門店。中国茶と言えば必ず名前が挙がる、中国茶通が認める信頼できるお店だ。厳選された約60種の茶葉の量り売りがメインだが、ここ准中店では茶館も併設。茶館用のメニューのほか、買ったお茶を15元で飲むこともできる。茶館メニューは緑茶18〜38元、紅茶18〜38元、烏龍茶48〜80元(茶壺・2〜3人分)など。また、磁器、陶器、ガラスなどの叙友オリジナル茶器も販売。
人民広場
博物館を出たら、目の前の広大な人民広場 の散策を。ここはかつての競馬場だった所。 博物館前の武康路は当時のコースの名残。 朝は太極拳やダンスを行う人々が、昼の晴れ た日には凧揚げをする風景も見られる。
悠久の歴史を持つ著名な仏教寺院。三国時代、呉の孫権によって建立され、唐代に「永泰禅寺」と改称され、北宋時代に「静安寺」と名付けられた。静安寺の精進料理も有名で、名物料理として茄子汁で味付けされた車海老、青梅油揚げなどがある。 創建当時は重元寺という名前だったが、 1008 年に静安寺となった。歴史は 1750 年以上あるが、戦禍によって壊させ、仏殿と山門だけが残った。 1998 年に修復工事が終わり、現在は拡張工事中。 

住所:南京西路 1686 号  
電話: 62566366  
拝観時間: 8:00 〜 17:00 (入場は 16 : 30 まで)  
入場料: 10 元(旧暦 1 日、 15 日は無料)
静安公園に近い静安賓館の向かいに1987年10月開業の40階建てデラックスホテル。中国国家旅遊局5ツ星。客室の内訳はキング379、ツイン306、スイート17、オフィス(転用可)71。36〜38階の3フロアは専用チェックイン/アウト・カウンター、バー・スナックサービス・図書室・コンシェルジュ付きラウンジなどVIP待遇の特別客室“エグゼクティブ・フロア”。上海の眺望良の最上階レストラン/バー。最大500名収容の大宴会場ほか宴・会議室5。屋内プール、スカッシュコート2面。テニスコート1面。サウナ、ジム完備のヘルスクラブ。24時間ルームサービス。ビジネスセンター。300台収容の地下駐車場。1993年改装。
宋慶麗は中華人民共和国名誉主席の一人であり、有名な宋家の三姉妹の次女である。 1915 年に宋慶麗は 25 歳以上年上で父親の友達であった孫文と結婚した。この邸宅は、宋慶麗( 1893 年〜 1981 年)が 1948 年から 1963 年まで居住していたところ。ここで、各国のリーダーと接見し外交促進に努めた。 1981 年宋慶麗が逝去した後は、記念館として一般公開されている。寝室の時計は宋慶麗が逝去した 20 時 18 分で止まっている。

 住所:上海市淮海路 1843 号
 電話: 64376268
 開館時間: 9:00 〜 16 : 30
 利用料:20 元
滄浪亭
蘇州でもっとも古い庭園の名をとった、蘇州麺の老舗店。上海に多数ある麺専門店の中でも随一の店。淮海路でショッピングをする人や近くのオフィスで働く人たちでお昼は連日満員。時間が経ってものびにくい自慢の自家製麺は、小麦粉に卵を練り込んだコシのある細麺。大きく分けると塩と醤油の2種類だが、具やスープのベースによってさまざまな種類の麺がある。
淮海中路689号、地下鉄陝西南路駅から徒歩10分、 6時30分〜22時(2階は11時〜20時)
深い緑に囲まれた、美しい庭園のなかにひっそりとたたずむ孫中山故居。1918年から1924年にかけて、夫妻が暮らしたここは、ヨーロッパ様式の瀟酒な洋館で、1961年に国の重要文化財に指定されたもの。1階には待合室と客室、ダイニングルームが、2階は寝室や書斎、サンルームなどがあり、宋慶齢の記憶により当時の様子を再現。重厚な造りの館内は、どこかノスタルジックで、歴史を思わせる高価な調度品や夫妻が愛用した雑貨、インテリアなどを間近で見ることができる。

孫文夫妻は1915年に東京で結婚式を挙げており、また日本へ亡命していたことなどもあり、結婚式の写真や日本から贈られたという300年前の日本刀など、館内には日本ゆかりのものも多く展示されている。それぞれの部屋に置かれたソファーや机などの家具、寝室にしつらえた洋服ダンスや鏡台など、シンプルながら趣味の良い落ち着いた雰囲気で、どれも一見の価値がある。また館内の見学が終わったら、建物裏手の庭園にも行ってみよう。手入れの行き届いた緑の樹木と芝生が広がり、都心とは思えない静寂な空気が広がっている。またここの庭園では、しばしば重要な会合が開かれたといわれ、歴史の一幕を感じることも。「孫中山故居」と書かれた玄関のアーチに面しているので、ここで記念撮影をする人も多い。
【た行】
清代の小説「紅楼夢」の舞台を模して造られた庭園で、淀山湖の湖畔に位置する。町づくりと緑化事業を発展させるために造られた。鉄道 上海駅から65KM、タクシー1時間。大人料金:60元
泰康路は、「芸術の倉庫」と呼ばれる通りで、旧上海の濃厚な文化情緒を感じることができる。ここには数多くの伝統的な工芸品、刺繍品などが揃っている。 楽天陶器バー:各種の製陶道具が揃っており、その場で陶器の製作が体験できる。 宝貝新娘:ブライダル関連賞品の店。伝統的で芸術的、実用的な賞品が揃っている。祝儀招待状、ガラス容器などが売られており、オーダーすれば新婚芸術彫刻も作製してもらえる。
多倫路は、虹口四川北路北側の長さ550mの路地である。多倫路とその周辺地区は、上海の歴史の足跡と文化の縮図を一つの側面から表現している。また、魯迅などの文学活動によって、「現代文学の重要な通り」と位置付けられている。 箸収蔵館:1988年に藍翔が創設。古今東西の900種余り、1600セットの箸が収蔵されている。 貨幣博物館:多倫寺にある「金泉貨幣博物館」は、二階建で上下階合計10の部分からなり、展示されている貨幣は8000種余り、1万枚以上である。 時間 9時〜17時30分 交通 明珠線魯迅公園駅 住所 虹口区多倫路 TEL 021-5696-0588
東方明珠(TVタワー)
1994年末に完成した高さ468mのテレビ搭。 世界第三位、東洋一の高さを誇るこのテレビ タワーは、高さ98、263、350(特別展望台)mの 上下3つのドームを持つ。ここからライトアップし た外灘を眺めると、上海のきらめきを実感できる。 →夕食は、各自美味しい中華をどうぞ!浦東新区世紀大道1号 8:00〜21:30 無休  入場料:中球まで50元、上球まで100元
鼎泰豊(ティンタイフォン)
【な行】
南京東路
人民広場から 和平ホテルまでの 約1km 。現在は3分の2が「南京路歩行街」になって いる。「第一百貨店」は国民憧れのお店。 夜のネオンのきらびやかさは一見の価値あり。
南浦大橋
黄浦江にかかる全長8KMのハープ式大橋。1988年12月15日着工、1991年12月1日開通。支柱から支柱までの距離は423M。観光用エレベーター 8:30〜16:30。 大人料金:10元
いまや東京にも支店を持つ、超有名小籠包 店。食べるためには行列覚悟で。 テイクアウトは16個入り8元。2階で食すなら 1セイロ15元。ゆっくり食べたいなら3階へ。
【は行】
梅龍鎮伊勢丹
鳳翔服飾礼品広場
避風塘
上海に広東風飲茶を広めた元祖店。香港郊外の名前の付いた飲茶専門レストランは、今上海でホットな人気となっており、ここはその代表格。店内は漁村の雰囲気を醸し出すユニークなインテリア。8〜16元と格安の点心が約50種あるほか、一品料理も約160種あり、日本語のメニューもある。味付けも日本人向き。朝5時まで営業しているのも嬉しい。上海市内に4軒ある。
福州路
各分野の書籍を扱う書店と、様々なステーショナリーを販売する文房具店が30以上集まる。数多くの文房具店や出版社なども集まり、中国でも有名な文化街となっている。
上海中心区唯一の儒学建筑、1855年現在の位置に移動され1997年年再度大掛かりな改修が行われた。 毎週日曜日には、古本市が開催され、各種古本が境内内に並べられる。
【ま行】
【や行】
歴史的建築物の少ない上海で唯一とも言うべき中国古典庭園。豫園の「豫」は「愉」に通じ、すなわち「楽しい園」という意味旧上海城の北東部に位置する庭園である。豫園は上海で最も中国的な場所であり、 外灘と並んで上海に来た観光客はほぼ必ず訪れる場所である 。明代に四川省の布政使という役人だった藩允端が故郷を懐かしむ父親のために、 1559 年から 19 年をかけて造られた庭園である 。当時は 5 万uの大庭園でしたが、現在は 2 万uを残すのみとなっている。

 住所:上海市安仁街 218 号
 開園時間: 8:30 〜 17:30 (夏季)、 8:30 〜 17:00 (冬季) (入場は 30 分前まで)
 入園料: 30 元(身長 1.2m 以下子供及び 70 歳以上の老人は 10 元)
豫園の西南に広がる豫園商場は、100軒以上もの店舗 が軒を連ね、散策や記念撮影に楽しいスポット。 商場に隣接する上海老街は、全長825mに渡って清代 末期の上海を再現。中国らしいグッズもいっぱい。 路地裏をのぞくと、まだまだ下町風情が残っている。
豫園商場は、豫園の西川にある多くの商店が軒を並べる地域である。商場内には、伝統的建築様式で建てられたデパート、お土産物屋、レストランなどが並んでいる。外国人だけなく、中国各地から観光客がくるので、人物観察をしているだけでも楽しい地域である。豫園近くにはお土産屋が多くあるが、値段は高めなので、通常値切り交渉をした方が良い。  豫園商場では伝統的上海料理と小龍包が有名であり、試してみる価値がある。小龍包で有名なのは、南翔饅頭店、緑波廊酒楼、湖浜美食楼等がる。南翔饅頭店は、 1 階の入口近くで小龍包を売っているのだが( 16 個8元)、いつでも行列ができ、 1 時間以上待つ場合もある。 2 階では 16 個で 15 元と約2倍の値段となるが座って食べることができる。
【ら行】
市外地区の北東にある、広い面積で緑が豊富な公園である。魯迅はこの公園を散歩することを好んでいた。公園の中には魯迅記念館と魯迅墓がある。朝から太極拳をする地元の老人で賑わっており、週末は社交ダンス、太極拳、将棋をする人がにぎわう。

 住所:上海市四川北路 2288 号
 電話: 65400009
 開館時間:5:00〜18:00(4/1〜6/30)、5:00〜19:00(7/1〜9/30)、 6:00〜18:00(10/1〜3/31)
 入場料: 2 元 (無料?)
中国近代文学の父 魯迅( 1881 〜 1936 年)の作品や遺品などが展示されている。 魯迅記念館は、元々魯迅故居の隣にあったが、魯迅墓が移転されると共に公園内に移転された。 建物は魯迅の故郷紹興の民家をイメージして青レンガに白壁でできている。館内にはテーマに沿って各時期の原稿、出版物、写真、手紙等の 20 万件の資料が展示されている。それ以外も臨終時にかたどったマスク等の 1 万件の遺品が所蔵されている。
 記念館 には 内山書店を模した「内山書店」という書店があり、 記念品や書籍を販売している。内山書店は 魯迅の旧居の近所にあった書店で、内山書店の店主、内山完造と深い親交を結んでいた。魯迅は、 内山書店で 1000 冊以上の書類を購入し、友達と語り合い、共産党と連絡をとり、非難をしたりしていた。

 住所:上海市四川北路 2288 号魯迅公園内
 電話: (021)6540-2288
 開館時間: 9:00 〜 17:00 (入館は 16:00 まで)
 入場料: 8 元
龍華寺は上海の南西郊外にある上海で最も古く、規模が大きい故刹である。龍華寺は上海の南西郊外にある上海最古の寺であり、三国時代の 242 年に呉の孫権が父を亡くした母を慰めるために建てられたと伝えられる。そのため龍華寺と龍華塔は、それぞれ「報恩寺」「報恩塔」とも呼ばれる。建築様式は宋代の宋伽藍七堂である。 龍華寺の前にある龍華塔は、しき瓦と木造の結構建築から成り立っている。高さ 40.4m の 7 層 8 角の仏塔である。塔の上からは上海市街や黄浦江が一望できるが、残念ながら今登ることが禁止されている。弥勒殿、天王殿、大雄宝殿、三聖殿、方丈室が中央に並んで建ち、両側には鐘楼と鼓楼がある。寺内には「龍華古寺素斎」とレストランがあり、精紳料理が食べられる(コース 600 元から)。 龍華寺では 精進料理の一種である「素鴨」を売っている。「素鴨」は湯葉を甘辛く煮て形鴨になっているもので、真空パックに入っており、 1 個 10 元である。とても人気があるので、売りきれることも多い。

 住所:上海市龍華路 2853 号
 電話: 64576327
 拝観時間: 7:00 〜 17:30 (入場は 16:30 まで)
 入場料: 5 元
緑波廊酒楼
上海点心で有名。本店は他の支店と 区別するため「老緑波廊」と呼ぶ。 単品は20、30元〜、昼のセットメニューは2人以上で1人100元前後。
【わ行】
黄浦江と蘇州河の 合流点〜南の金陵 路までの中山東路 沿いの黄浦江西岸。1842年の南京条約により租界を作る権利を得 たイギリスは、黄浦江沿いに石造りのオフィスビ ルを建て始め、1940年代まで建設が続けられた。 租界時代の中心地であったこの地区には、当時 の建築物が多く残っている。散策後、フェリー or 観光トンネル(営業時間8:00 〜22:00、片道30元)で浦東へ。

黄浦江と蘇州河の合流地点にかかる外泊渡橋から中山東二路までの通りは、「外灘(バンド( Bund ))」と呼ばれ、近現代上海の中心であったため、 上海近現代歴史の縮小版ともいえるところである。外灘には 租界時代に建てられた 多国の建築様式が集まっており、「世界建築博物館」とも言われる。外灘を見ないと上海にきたことにならないといわれるほど、上海にきた人は必ず訪ねる場所である。

黄浦江東側の浦東地区には、上海のシンボル的な存在である 東方明珠 塔や超現代的な高層建物群の風景が広がり、黄浦江の西側には上海近現代歴を語る欧米様式の石造建築物が道に沿って並んでいる。夜になると黄浦江沿いの建物や歩道がライトアップされ、ロマンチックな夜景が楽しめる。  天気が良ければ、黄浦公園から十六舗フェリーターミナルまで堤防に沿って遊歩道を歩きながら 楽しむのが良い 。

黄浦江の遊覧船 に乗ると、黄浦江東側の浦東地区と黄浦江の西側を両方とも楽しめるので、おすすめ。ゆっくり座って楽しみたいのなら、外灘側の「M on the bund 」、和平飯店北楼の「龍鳳庁」からは黄浦江東側の浦東地区の風景が楽し める。「東方明珠塔」、「金茂大廈」の展望台や 55 階および 88 階のレストランからは、外灘側の風景が楽しめる。あまり知られていない穴場であるが、海湾世紀閣( Panorama Hotel)の最上階にあるレストランでは  黄浦江東側と黄浦江西側を同時に楽しめるので、おすすめ!昼の外灘もきれいだが、特にライトアップされた外灘は昼とは雰囲気が全然違うので、夜に出かけてみてほしい。

上海市内を流れている黄浦江は、良港となる条件を揃えているため、上海では外国との貿易で栄えることになった。現在でも大型タンカーや輸出船が上下している。黄浦江の遊覧船からは外灘と浦東の高層建物群の両方を見渡すことができる。遊覧船のチケットは、前々日から販売されていているが、当日に買ってその場で乗ることもできる。遊覧船の出発時間が変更される場合もあるので、事前にチケット売り場で出発時間を確認した方が良い。
淮海中路
上海第2の繁華街。淮海路はプラタナスの並木が影を落とす上海っ子のストリート。百貨店、専門店、有名レストランの間には庶民的な商店があり、どこか親しみを感じる。