友泉亭(ゆうせんてい)

友泉亭は、黒田藩270余年の治世の中で名君と称えられた継高公が建造した別邸跡である。 筑前国続風土記附録にみる友泉亭及びここに残る一群の礎材からみると館は池に続いて数棟の建物が並び質素で実用的であったと思われる。

四季それぞれの景観には捨てがたい趣きが感じられるだろう。訪れたのは日曜日の午前。日本式の結婚式が行われているところに遭遇し、しばし、都会の喧騒を忘れさせる時間を楽しむことができた。

参考